今回の記事では、GarageBandのプリセット音源について紹介していきたいと思います。
アプリ内の多種多様な内蔵音源を使用して自由に音やリズムを録音し、パートを構成することができます。
楽器が不得意であっても打ち込みで簡単に音を作ることができる上、コードを指定するだけで完成する自動演奏も備わっている素晴らしいアプリです。
他にもまだまだ使いたい機能がたくさんありますので、ぜひこちらの記事もご覧ください。
プリセット音源について
私が勝手にプリセット音源と呼んでいるだけですが、GarageBandのTRACKSに含まれている音源のほとんどが打ち込み、自動演奏として使用することができます。
TRACKS
・KEYBOARD
・DRUMS
・STRINGS
・BASS
・GUITAR
・WORLD
・DRUMMER
これらが内蔵音源を使用して制作できるトラックです。
打ち込みと自動演奏に分けて紹介していきます。
打ち込み
打ち込みとはキーボードやギター、ドラムなどの演奏情報を事前に入力し、再生することで演奏を実現する手段です。
楽器が不得意であっても打ち込みができればオケとして演出ができるので大変便利です。
また、人の演奏では難しいテクニックも難なく実現してしまうため、音楽の幅がさらに広がります。
その反面、実際の演奏で感じる強弱などの表現が難しいため、弾き語りなどを全て打ち込みで作ろうとすると不自然な印象を与えてしまうでしょう。
打ち込みで制作する場合はバンド演奏の再現を目指すか、ピアノやギターの演奏を細部まで研究してそれに寄せるかになると思っています。
さて、最初に紹介した内蔵音源のトラックのなかで打ち込みができるものは
・KEYBOARD
・DRUMS
・STRINGS
・BASS
・GUITAR
・WORLD
DRUMMERを除いたすべてのトラックになります。
KEYBOARD
何から手をつけるか迷ったら、まずはキーボードに慣れることをおすすめします。
なぜなら、キーボードが理解できればこの後紹介するほぼ全てのトラックはこちらで代用することができるからです。
詳しいことは後ほど記事にしますのでお楽しみに。
内蔵音源の一覧を確認するには、右下の「その他のサウンド」をタップします。
デフォルトでグランドピアノのサウンドが選択されている状態になっていますが、上下にスクロールしていくとたくさんのカテゴリーがあるのが確認できます。
もしサウンドがあまり豊富でない場合、音源のダウンロードができていない可能性がありますので、必要に応じてダウンロードをしてください。
プリセット音源のダウンロードに関する記事も後ほど紹介します。
実際に打ち込みや自動演奏を始めるにはサウンドを選択する必要がありますので、お好きな音源をタップしてください。
これで完了です。
違うサウンドにしたい場合は画面左上の▼から変更できます。
打ち込みや自動演奏の録音については後ほど詳しく紹介します。
DRUMS
このトラックではリズムなどの打ち込みをすることができます。
ドラムセットからビートシーケンサー、その他パーカッションのサウンドが内蔵されているトラックです。
キーボード同様に画面右下「その他のサウンド」からサウンドを選択してください。
STRINGS
このトラックにはバイオリンなどのような弦楽器が分類されています。
弦といえばギターやベースにも共通することですが、手入力で打ち込む場合は少しコツがあります。
本物の弦楽器と同じように演奏することを想定されているためか、一本の弦の音域に限界があったり、一本の弦の音をコピペして和音を作ろうとすると重複エラーで音が出ないなどの経験があります。
詳しい内容は後日記事にしますので、ぜひご覧ください。
BASS
このトラックではベースを選択できます。
STRINGS同様、弦を鳴らして打ち込みを実現するにはいくつかポイントがありますので、後ほど詳しく解説します。
打ち込みをする場合は下部の「Notes」、楽器を選択する場合は「その他のサウンド」を選択してください。
GUITAR
このトラックではギターを選択することができます。
アコースティックやクラシック、もちろんエレキギターも内蔵されていますので、「その他のサウンド」からチェックしてみてください。
前述したSTRINGSやBASSに比べて、和音や複雑なメロディラインを担当することも多いかと思います。
弦楽器特有のエラーに注意してください。
WORLD
こちらは世界の伝統楽器のトラックです。
とは言っても何年か前から琵琶、二胡、箏、古筝の四つで構成されています。
このトラックは曲調によっても頻度は左右されますが、中国の民族音楽や和風の曲を作るときに大変便利です。
名前もそのままなので説明するまでもありませんが、このトラックが新しく出るまでは箏のサウンドがなく、何百とあるサウンドを上から下まで視聴して、似ている楽器を使っていたものです。
大捜索の少し後にこのトラックが新しく作られたため、がっかりしたのを覚えています。
そしてこのトラックは打ち込み専用です。
弦楽器団とはまた違った特性がありますので、後ほどご紹介したいと思います。
自動演奏
ここからは自動演奏ができるトラックについて少し見ていきましょう。
自動演奏とは、GarageBandに内蔵されているサウンドに対して、いくつかのパターンお演奏が記録されており、コードを指定することで自動で演奏をしてくれる機能です。
対応しているトラックは
・KEYBOARD
・STRINGS
・BASS
・GUITAR
・DRUMMER
になります。
DRUMSを自動演奏版にしたものがDRUMMERだと考えてください。
また、WORLDは自動演奏に対応していませんが、無理やり使う方法もありますので後日記事にしたいと思います。
まとめ
今回の記事ではプリセット音源の活用ということで、その機能を大まかに紹介しました。
GarageBandの内蔵音源を使って打ち込みや自動演奏で音楽の制作をすることができます。
・自動演奏しかできないトラックはDRUMMER
・それ以外のトラックは打ち込みも自動演奏も可能!
ということで、今度は打ち込みと自動演奏についても掘り下げていきます。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。